この話を語るのに、どうしても知って頂きたいのがReflex trainingです。
簡単な説明をします。とてもシンプルなものです。
講師がYes/No questionをします。例えば、
“Did you study English?”
みたいなものです。それに対して生徒は次のルールに従って答えます。
- 講師がYes/Noの指示を出す。それに従って答える。
- 答えは常にフルセンテンス(Yes、 I studied English.の様に)。
- センテンスが次第に長くなる。
例)
講師:Did you study English? Yes.
生徒:Yes, I studied English.
講師:Did you study English? No..
生徒:No, I didn’t study English.
講師:Did you study English with your friend? Yes.
生徒:Yes, I studied English with my friend.
講師:Did you study English? No.
生徒:Yes, I didn’t study English with my friend.
講師:Ask me the same question.
生徒:Did you study English with your friend?
簡単な例ではこの様な形です。実際にやってみれば解りますが、センテンスが長くなるに従って意味から文章を自分で組立てなければなりません。
これはつまり「言語構造」を辿っているのです。簡単に言えば英語を前から並べる訓練なのです。
このメソッドは、実際の人間でなくとも音声認識によって判定できるので、システム化が可能だと言う事が私のRVSのアイデアでした。安価でPCやスマホを使って英会話を取得するために日本人に最大の不利なベースである「英語の言語構造」を取得する事が出来るのです。